晩婚化が進んでいるとはいえ、女性は30歳を超えると結婚、出産の2文字がちらついてくる方も多いでしょう。
しかし、そんな時、彼氏に結婚の素振りが全くないと不安になりますね。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
30代男性の結婚観は?
平成27年度版 厚生労働白書によると、男性生涯未婚率は24.2%、2035年には29.0%になると推測されるそうです。
30代男性は、結婚したいと考える人も多い一方、まだ結婚したくないという男性もかなり多いそうです。

その理由としては、
- ①収入に不安がある(今でも少ないのに家族を養えない、自分の趣味に使えなくなる等)
- ②既婚者から結婚の愚痴を聞かされ、結婚に対していいイメージがない
- ③共働きになると、家事の分担も免れず、自分の負担が増える
- ④今の自由な生活をやめたくない
- ⑤仕事に集中したい、資格を取ってレベルUPしたい
- ⑥今の彼女とは結婚したくない(結婚相手ではない)
などが挙げられます。
①を挙げる人はかなり多く、家族を養うだけの収入がない不安感から、結婚を先延ばししている人も多いようです。その一方、④、⑤を理由に挙げるのは、高収入でリア充、一人で生活することを愛するソロ男くんたちのようです。
⑥は、本気で彼氏との結婚を考えている人はドキッとする発言ですね。
結婚相手に求めること
「今の彼女とは結婚したくない」と思った理由を挙げてもらうと、
- ①彼女の「幸せにしてほしい」という受け身の態度が重すぎる
- ②彼女としてはOKだけど結婚相手としてはわがまますぎる
- ③同棲してみて家事能力やだらしなさなどから結婚するのは無理だと思った
等がありました。
逆に、どんな相手だったら結婚したいかを聞くと、
- ①今の充実した生活を変えても一緒にいたいと思える人
- ②辛い時も本当に支えてくれる人
- ③彼女のためだったら何でも頑張れると思える人
など、長い結婚生活を見据えての発言が目立ちました。それだけ、男性にとっても結婚は責任重大なのでしょう。
ソロ男が結婚に揺らぐとき
全く結婚の素振りを見せない30代の彼氏も、やがて「結婚」いう文字に揺らぐ時期が来ます。
それは40代。ふと、その先を考えた時に気づく、自分の子供と老後。40歳で子供ができたとしても、子供が成人するときはすでに還暦という事実と、もしも介護が必要になったときの孤独感。その現実に気づいたとき、やっと慌て始め「結婚」の文字に心揺れるのです。
でも、同年代の彼氏だったら、女性は出産を考えると、なかなか彼氏の気持ちが変わるかもしれない40代まで辛抱強く待てないですよね・・・。
結婚の素振りが見えない彼氏はどうすればいい?
以上のことから考えると、彼が結婚を全く考えていない場合、
- ①彼氏に少しでも早く、子供と老後を考えたライフプランに気づかせる
- ②自分が彼にとって必要な存在だとアピールする
- ③(悲しいけれど)相手にとって自分が結婚対象外だとわかったら早々に諦める
という方法が考えられます。
けれど、結婚の素振りを見せないからと言って、彼氏ばかりを責めてはいけません。
自分は、「幸せにしてほしい」と彼氏に寄りかかって重い存在になっていなかったか、彼の忙しさや収入について責める態度を取っていなかったか、家事能力が低すぎなかったか、など、彼氏にとって自分は「結婚したくない女」になっていなかったか、冷静に振り返ってみましょうね。
ここまで30代の彼氏に結婚の素振りが見えないあなたの不安と一緒に向き合ってきました。
あなたと彼の未来が幸せでありますように。