どこの会社にも、ひょっとしたら友達の中にも、話の長い人っていますよね?
相手の話があまりにも長いとイライラしませんか?でも、そんなイライラを、露骨に顔に出したり、言葉にすると、
人間関係にキズがつくばかりか、あなたの人間性まで落としてしまい、結果、あなたが損をします。
なので、どうしてもイライラするあなたに、イライラする原因と、その対処法をご紹介しましょう。
なぜ話の長い人にイライラするのか
まず、どうして、相手の話が長いと、イライラするのか?その原因の一つは、「相手の話の内容に興味がわかない」と
いうことです。どうして興味がわかないか?それは、あなたの興味が他のところにあるからです。
つまり、話している相手とあなたの、興味の対象がずれている、一致点が少ないから、話に違和感を覚えるのです。
違和感を覚えているにも関わらず、相手がそれに気付かず、話を長々と続けるから、あなたはイライラしてしまうのです。
この場合の対処法は、「相手との共通の話題を見つける」ということです。

相手に合わせることのスキルを磨く
どうしてわたしが歩み寄らなければならないのか?と思う人もいるでしょうが、そうすることで、
あなた自身の気持ちが楽になるということにもなりますし、何よりあなた自身、話の合わない人と話を合わせることが出来る、
という技術を、図らずも身に着けられることになるのです。
いつも楽しい話が出来る、好きな相手とばかり関わっていても、人間としての成長は限られますが、
苦手な相手、イヤな相手をうまく交わす、あるいは、うまく付き合えることが出来てこそ、立派な大人です。
あなたの人間力が向上する
つまり、そのイライラする相手がいるお陰で、あなたの人間としての幅が出来るわけです。いうなれば、勉強の場ともなりえます。
それに、イライラするからといって、その相手と話さない、というのでは、あなたの人間関係を狭めることにもなりかねません。
社会人は、学生の頃のように、嫌いだから話さないとか、性格が合わないから関わらないということは、なかなか出来ませんよね?
ならば、あなたがうまく身をかわす術を身に着けるしかないのです。
でも、どうしても、相手との話に共通点を見出せないという人は、せめて、表情を変えずに、話を聞くくらいの姿勢は
取っておきましょう。
相手にかかわらない人間力を構築する
ここまで話が長い人がいてイライラが頂点に達しそうなあなたに、自分自身を向上させる習慣をお話してきました。
相手がどれだけ話が長いとしても、露骨にイヤな顔を見せるのは、社会人として、あまりスマートではありません。
相手の長いつまらない話の間は、ニコニコ相槌を打って聞いている素振りをして、他のことに思いを巡らせていても良いかも
知れません。
そうすることで、あなたもきっと、相手の話を楽に聞けるはず、いいえ、聞いているフリが出来るはずです。