会社に気になる人がいる・・・でも、その相手のことを好きなのか、それともただの憧れか分からない、それはよくあることです。
憧れを好きと勘違いして、お付き合いしたけど失敗した、またそれとは逆に、好きを憧れと勘違いして、
モタモタしているうちに、他の人に好きな人を取られてしまった、なんてことがないようにしたいですね。
では、好きと憧れは、どう違うのか?一つ一つ例を挙げてみましょう。
①お付き合い
好きだと、その延長には、お付き合いしたいという気持ちがついてきますが、憧れだと、具体的にお付き合いしたいという
感情はわいてきません。
好きという気持ちでは、相手が自分のそばにいて欲しい、少しでも近くにいたい、自分のものにしたいと、
どんどん気持ちがエスカレートしてくるものです。
一方、憧れは、どちらかといえば、遠くから眺めていたい存在ということになり、手に入れたい対象ではありません。
逆に、近寄り過ぎて、イヤなところを見たくない、優れているところだけ見ていたいという、いわば、崇拝的な一面も、憧れにはあるでしょう。

②泣く
好きだと、感情移入しますので、相手の動作や態度で一喜一憂し、思い通りにならないと、涙する場面もあるでしょう。
それだけ、好きという気持ちには、感情が入ってしまうものです。なので、失恋すると、引きずりますよね?
一方、憧れだと、同じように一喜一憂することもあるでしょうが、それは、好きの時の感情移入とは違い、さほど感情は
長くは続きません。
あくまでも、遠い存在ですから。
③切ない
好きという気持ちには、何となく表現しづらい、切ない気持ちになることがあります。
それは、胸が締め付けられるようでもあったり、鼓動が早くなるような感じを覚える人もいるかも知れません。
時には、もの寂しくなることもあるでしょう。
好きになると、いろんな気持ちの変化を味わうでしょう。一方、憧れだと、胸を焦がすような感情は、おそらくありません。
確かに、憧れの人を見ると、ドキドキすることもありますが、好きという感情のドキドキとは、質が違います。
時間もそんなに長くは続かないでしょう。
④結婚
好きという相手とは結婚を考えることもありますが、憧れの相手とは結婚は考えにくいでしょう。
それは、好きは異性を意識しているもので、憧れは、特に異性を意識していないからです。
好きな相手とは、生活を共にしたいのが普通の感情ですが、憧れの相手とは、生活を共にしたいとは、あまり考えないものです。
違いは経験すること
ここまで好きと憧れの違いを、出来るだけ客観的な視点でお話してきました。
既にお気づきになった方もいるかもしれませんが、好きという感情とは、その人との日常がリアルでイメージ出来るか否か
なのです。
何故なら憧れのあのアイドルとの日常は、やはりイメージ出来ないものだからです。
そこにはリアリティが無いのです。
いま分からなくても、必ず分かる時がくるものです。
だからそれまでは素敵な出会いを重ねていってくださいね。