「恋人はほしいですか?」そんな質問に、「いらない」と答えた人は、20%弱にも上るというアンケート結果があるようです。
現在、恋人がいないけれど、ぼっち充、リア充と言われる人たちにとっては、現状が幸せそのもの。一人の自由な時間、自分のために使えるお金があるからこそ得られる充実感です。
それなのに、どうして恋人が必要と言われるのでしょう?
恋人がいるメリット、デメリット
恋人がいる人にメリット、デメリットを聞いてみると、
メリットは、
- ①自分を大切に思ってくれる人がいるという精神的安定感が得られる
- ②相手の趣味、価値観などを通じて視野が広がる
- ③イベント等が楽しくなる
- ④相手の気持ちを考えられるようになる
などが挙げられました。

一方、デメリットは、
- ①相手に合わせるので、自分の時間が少なくなる
- ②精神的に傷つくことが多い
- ③デート代、プレゼント代などで出費が増える
などでした。
このメリット、デメリットを見る限りでは、恋人だけではなく、友達の場合でも同じことがいえるのではないかと感じる方も多いかもしれません。
恋人の必要性って?
そもそも、恋人は必要だからと無理やり作るものですか?
友達は、行動を共にしたり、同じ環境にいたりすることから自然とできることが多いですが、恋人は、たとえ一緒に行動しても、同じ環境で過ごしていても、お互いに好意を抱かないとできません。
恋人がほしい、作らなきゃと思うときほどできないのもまた恋人です。必要があるから作るのではなく、自然とできるのが恋人なのです。
人間は、普段一人で行動できるとしても、社会生活をしていく上では、人付き合いは必須です。コミュニケーション能力が高い人ほど社会でうまく生きていけるのです。
それは、家族に始まり、友達、仲間、先生、上司、恋人と、立場が違う様々な繋がりの中で培っていく力です。
家族からは、無条件に愛し愛され守り守られることを、友達からは、同等の立場でお互い切磋琢磨し信じあうこと、楽しい時間を過ごすことを、仲間からは、同じ目的、目標に向かって進んでいく素晴らしさや団結力を、先生や上司からは、勉強や仕事のノウハウや不条理などを学んでいきます。
そして、恋人からは、ときめきや、相手を大切に思う気持ちなどなど。学べるもの、得られるものは、それぞれ少しずつ違ってきます。
ですから、今の状態がベストだとして、友達と交流することや恋をすることを拒否してしまうと、そこから得られるであろうたくさんの経験、感情などをずっと得られないまま、体験できないまま過ごしてしまうことになります。
それってもったいないことだと思いませんか?
恋をすると、女性は綺麗になると言われます。相手に振り向いてもらうには、どうしたらいいのか、どうしたらもっと魅力的になれるだろうと、一生懸命自分磨きをし、自分を見つめていきます。そんなあなたは、きっとキラキラと輝いて見えているはずです。
ほら、リア充がさらに強くなっていくと思いませんか?
まとめ
まずは、頑なな「恋人はいらない」という考えをちょっと柔軟にし、恋をすることを受け入れてみましょう。
そこで、お互い一緒にいたいと思う人が現れたら、その関係を続ければいいし、傷ついてもう嫌だと思ったら、そこで初めて恋人は必要ないと判断してもいいと思います。
初めから頭ごなしに拒むのではなく、人生の経験値を上げて、素敵な女性になりましょう。