あなたには友達がいますか?「友達なんていらない!お一人様がいい!」そんな人が増えているそうです。
さて、その心は?
友達って何?
そもそも友達の定義は何でしょうか?「友達」という言葉の意味を調べてみると、「勤務、学校、または志を共にしていて同等の相手として交わっている人」だそうです。
また、あるアンケートによると、友達とは
- 損得考えず一緒にいられる人
- 相手のことも自分のことのように泣いたり笑ったりできる人
- 信頼できて何でも相談できる人
をはじめたくさんの回答がありました。
ただの知り合いも「友達」と言う人、信頼関係ができている人のみを「友達」と認識する人、行動を共にしていることが「友達」と定義する人、考え方は人それぞれです。

なぜ友達がいらないと感じるのか?
学生時代は、友達と行動を共にすることが多かったことと思います。
しかし、社会人になると、その友達とも環境や生活リズムが違ってきて、なかなか会えなくなり、その代わり、職場で知り合った人と行動を共にするようになりますね。
でも、仕事は、いつも仲間と一緒に行動するわけではないし、一人で行動することも多いでしょう。社会人になると、一人で行動することにだいぶ慣れてくるのではないでしょうか。
仕事に追われ、なかなか自由な時間も取れなくなってくる、そんなときに、貴重な自由時間を、友達の都合に合わせて行動していたら、ますます本来の自分の時間が少なくなってきます。
だったら、一人でもいいから自分の好きなことを優先させたい、そう思う女性が増えているのではないでしょうか?
特に、女友達のなかには、何をするにも一緒にしたいという面倒なタイプの女性もいます。そうなると、ますます自分の時間は減るばかり。つまり、「友達はめんどくさい」となってしまうのではないでしょうか。
本当の「友達」とは?
ここまででお話してきた「友達」は、主に行動を共にする人です。
この行動を共にする人は果たして「友達」なのでしょうか?もちろん、一緒に行動している間に、恋愛相談をしたり、仕事の話をしたり、お互いの信頼関係を高めていける間柄なら当てはまりますが…。
もし、一緒に行動するだけの間柄だったら、それは、連れであり、本当の友達ではないと思います。
そんな間柄の人と自分の貴重な時間をやりくりして会っても楽しくない、なぜか時間が無駄だと感じる…それは「友達」がいらないのではなく、一緒に行動する「連れ」はいらないということだと思います。
友達とは、ほとんど会わなくても、いざというときに助け合える、相談に乗れる、久しぶりに会っても違和感なく過ごせ、お互いを認め合える人だと思います。
友達が多いことを自慢する人がいますが、それは、知り合いが多いのではないかなと…。
知り合いは多く、友達は少数精鋭主義で
「友達はめんどくさい」=「人とつるんで行動するのがめんどくさい」ではないのでしょうか?
友達がいらないと答えた人は、今は旦那さんや彼氏、家族がいれば十分という人が多く見受けらました。ですから、友達付き合いがめんどくさいという人の多くは、女性特有のいつでもつるむという傾向が苦手で、一人でも行動ができる人、でも、自分を支えてくれる大切な人が友達以外で存在するという人が多いように感じました。
人は本当に独りぼっちではなかなか生きられないもの。
友達とは何なのか?あなたにとって友達とは?浅く広く付き合える知り合いは多いほうが便利、精神的な繋がりを持つ大切な友達は少なくても本当に信頼できる人のみ、その点を割り切ると、いい友達関係を築けるのではないでしょうか。