パソコン、スマホが普及し、私たちが日常で字を書く機会は激減しました。
でも、結婚式の芳名帳や記述式テスト、手書きのエントリーシートなど、直筆のものはまだ存在します。
そんな時、あなたは自信をもって字が書けますか。
字が綺麗な人、汚い人の印象は
字が綺麗な人の印象をリサーチしてみると
- 頭がよさそう
- 几帳面そう
- かっこいい、育ちがよさそう
と、字が綺麗な人は一般的にいいイメージのようです。
一方、字が汚い人の印象は見ると
- 頭が悪そう
- だらしない、部屋も汚そう
- 頭の回転が速く、天才肌
と、字が汚い人は悪いイメージといいイメージが混在するようです。
実は、「東大合格者のトップ級ほど字が汚い」という噂もあるそうです。
これは、頭の回転がものすごく速い人は、その思考スピードに手がついていけず雑になってしまうのだとか。

字は性格を反映するのか
そもそも字にその人の性格が表れるのでしょうか。
筆跡心理鑑定なるものがあります。その一部を紹介すると、
- 字が大きい人…寛大、社交的
- 字が小さい人…集中力が高い シャイ 内向的
- 普通の大きさの人…空気を読むのが上手
- 大きさがバラバラ…優柔不断、 趣味好みも多種多様
ここでは字の大きさだけですが、おおざっぱに分類はできそうです。
さらに、ある文字を書いてその特徴から性格を見抜くという方法。
例えば、「仏」と書いて、『イ』にんべんと、つくりの『ム』を離して書く人は包容力があり、間が狭い人は、心も狭いとか。
以上を踏まえると、上手い下手で性格がわかるのではなく、字の書き方、バランスに性格が表れると言ったほうがいいのではないでしょうか。
字が綺麗、字が汚い、どっちが得か
記述式のテストを採点する先生に聞いてみました。
「たくさんの答案を見るだけでも疲れる上に、読みにくい汚い字、雑な字は、内容を把握する前に、読むことに余計なエネルギーが必要になるので、かなり疲れます。」
次に、会社の採用担当の面接官は…
「履歴書の字が綺麗だと、第一印象はかなりいいです。でも、内容が良くなかったら不採用。字が汚くても、それなりに丁寧で、内容がいいものだったら採用します。」とのこと。
そして、ある面接官は、こうも言っています。
「字が綺麗、字が汚いというのは、歌が上手い、絵が上手いと同じこと。一つの個性です。字が汚くても、発想力、考察力が優れている人は多いですよ。」
ちなみに、同級生によると、東大の本当のトップクラスは、字が綺麗かどうかわからないそうな。
授業を聞いただけですべて頭に入ってしまうので、メモを取る必要がないのだとか。なるほど……。
「字が汚い」のは治るのか
本人の意識と練習あるのみ!と言ったらやっぱりいいやと諦めてしまう人も多いのでは。
書道教室に通ったり、ペン字講座を受講したりすることが上達の早道かも。
でもそんな時間やお金はない!という方、実はちょっとしたコツを掴めば、十分綺麗な字になるのです。
- 正しい姿勢、正しいペンの持ち方で
- とにかく、丁寧に、ゆっくり書く
- 縦線はまっすぐ、横線はやや右上がりで
- はね、はらいをしっかり
- 線の間隔は等しく
以上のことを心がけるだけでも5割増しで上手になるそうです。
字が汚いのは、雑に書いているほかに、バランスが悪いというのが大きな理由です。
上記のポイントを意識して書いてみましょう。
他に、上手い字をなぞる、小学生用の字の練習帳(ドリル)などを活用するのもおススメです。
字が汚くても、個性の一つと考えれば悲観することはないけれど、字が綺麗なほうが何かとお得なことも多いこの世の中。
ちょっと頑張って自分をレベルアップさせてみませんか。
手書き美人で女子力UP!
やっぱりきれいな字を書くのを習いたい!と思った意識高い女子のあなた。
普段書く文字を美しくするなら、
すらすらボールペン字講座がおすすめです。
美しい文字は女子力の証です。
ペンを走らせたら目の前の相手がハッとするって、
一度味わったら癖になる快感なのです。
さあ、手書き美人であなたの女子力UP!しませんか。