人って、見た目がとても大切ですよね?
特に、初めて会う人の場合、見た目でしか、
その人を判断する材料がありませんよね?
ですので、見た目によって、その人の人間性までもが
評価されてしまう可能性があります。
目次
見た目はその人の中身そのものなの?
では、見た目は必ずしも、その人の中身を
正しく反映しているのでしょうか?
―それは、人によっては、イエスの場合もあるでしょうし、
ノーの人も当然いますよね。
例えば、いつもピシッとスーツで決めているので
真面目そうに見えていた人が、実は、遊び人だったとか、
逆に、見た目が派手でチャラチャラしていても、
実は仕事一筋で、真面目だったとか・・・。
このように、見た目と中身にギャップ(落差)を感じたとき、
人は違和感を抱き、時にはがっかりするケースもあります。

見た目の中身のギャップは何故起きるの
けれど、それは、どうして起きるのでしょう?
一つには、見た目がいい場合だと、きっと中身も優れているはずと、
相手が勝手に妄想してしまっているケースが考えられます。
例えば、見た目にきちんとした服装をしていると、
中身=性格・生活態度・人間性までも、
すべてがきちんとしているのだろう、
私生活もきちんとしているのだろうと、
素晴らしく思えてしまうことがあります。
つまり、期待値が大きいのです。
見た目が良いほどがっかり度は大きくなる
ですが、その実、見た目の良さは、ただのファッション上のことで、
実際の性格はだらしなく、時間にもルーズで、
遅刻は平気でするし、約束は守らない
・・・などとなると、これはがっかりせざるを得ません。
ですので、見た目が良くて、中身がともなっていない、
中身が、外見から得られるイメージよりも劣っている場合、
また、その乖離の度合いが大きければ大きいほど、
がっかりする度合いが大きくなるパターンになるということになります。
がっかりギャップは殆ど覆らない
そうなると、一旦は他人から悪い風に評価されてしまうことになり、
また、その得られた評価を、その後に覆すことは、
かなり困難と言えるでしょう。
ですので、自分自身に関しては、他人によって
見た目から判断されるイメージと中身のギャップを生じさせないような
努力が必要ですし、
逆に、自分が他人を評価する場合、見た目から入らずに、
なるべく中身を見るようにする努力が必要です。
そうすると、自分が他人にがっかりされるようなことも回避できますし、
自分が他人から得られる情報で、がっかりすることも少なくなります。
また、その方が、不必要な固定観念や先入観が取り去られますので、
人間関係もスムーズにいく場合があるでしょう。
良いギャップを逆手に取って好印象になる
また逆に、このギャップを逆手にとって、有利な方向に導く方法もあります。
それは、真面目そうに見えて、実はとても面白い、
などという場合のように、元々の良いイメージの上に、
更に違う方向性の良いイメージが加わることです。
こうなると、相手のあなたに対するイメージは、
とても良いものとしてインプットされますので、
人間関係は、かなりスムーズにいくでしょう。